大会レポート
レースレポート



6時間の長丁場に臨むチームワークで、過酷なコンディションも乗り越える

この日は雨で季節はずれの寒さにも見舞われた参加者にとってはなかなか厳しいコンディションとなりましたが、各チームとも早めにピットインして頻繁に選手交代したり、戻ってきた選手に温かい飲み物を手渡したりし、チームメイトが一丸になって周回を重ねる様子が印象的でした。
残念ながら2時間でレース終了となりましたが、上位陣は過酷なコンディションの中でも力強い走りを見せました。ロードの部はせわ練が独走で2位に2分差を付ける完勝、男女混合もレザンロザリオが2位に1分差を付けて圧勝しました。
4時間エンデューロ
ファミリーの部の出場チームが総合優勝を果たす

レースは1時間経過時点で3チームが集団に30秒近く差を付けるなど積極的なレースを展開。悪天候のため2時間でレース終了となりましたが、総合優勝の栄冠はファミリーの部のATCforCWDに輝きました! ロードの部はぼっちレーシング、男女混合はチームZEROがそれぞれ制しました。



アタック180
初開催のソロ種目の最高峰も悪天候のため2時間で終了

6時間の選手と一斉にスタートし、上位の選手は先頭交代しながら1周6分台後半〜7分台前半のハイペースで周回を重ねます。1時間経過時点では先頭集団に10人以上の選手がいましたが、2時間経過後の最終局面では7人による争いとなりました。最後のホームストレートでのスプリント勝負を制したのは14歳の犬伏輝斗選手でした。
アタック150
FUJI春 初登場、女性サイクリストのための長距離ソロ種目

レースは上位を目指す選手が序盤からハイペースでラップを重ね、1時間経過時点で野崎桃世選手と高橋瑞恵選手の2人が3位以下に1分以上の差を付けてマッチレースの展開となりました。レースは悪天候のため2時間で終了となりましたが、最終的には野崎選手が高橋選手に1周差を付けて圧勝しました。
アタック100
男子も女子も優勝者は積極的にレースを展開

4時間エンデューロの選手と一斉にスタート。男子は1時間経過時点で鈴木岳志選手と中村永選手の2人が集団から45秒ほど飛び出す展開に。2人は協調して逃げ続け、最後は鈴木選手が中村選手を振り切って優勝。中村選手も後続の集団に迫られながらも20秒ほどリードを保って2位をキープしました。 一方、女子は廣瀬博子選手が2位に2周差を付けて優勝。男女とも上位選手の積極的な展開が印象的でした。





