大会レポート

安全対策


ロードレース講習会

マトリックスの選手に加え、ゲストライダーの今中さんも講師を務める

初心者も多く参加する富士スプリングエンデューロでは、初めてレースに参加する方や富士スピードウェイを初めて走る方向けのロードレース講習会を開催しています。今回はフラットペダルにスニーカーのいかにもスポーツバイク始めたてのビギナーからよそでのレース経験はあるけれど富士スピードウェイは初めてというサイクリストまで約100人が参加しました。
講習会では、安全走行に欠かせないバイクの走行前チェックの仕方に始まり、「よそ見をせずにまっすぐ走る」などの安全走行の基本、先頭交代の仕方など集団走行をうまく走るコツなどを、ホストチームのマトリックス・パワータグの選手たちが講師となってレクチャー。富士スピードウェイの攻略法では、このコースを熟知している元プロロード選手の今中大介さんが講師を務めました。講習会後、プロ選手の先導で参加者は複数のグループに別れ試走に繰り出し、講習会で教わった内容をさっそく実戦していました。

メカニック

選手と自転車に対する思いやりが熱い!


メカニックは30年以上、ツールド北海道をはじめ様々なプロレースの現場でメカニックを務めて来られたミヤタサイクルの添田さん。ホビーサイクリストの大会もチャレンジリーグ設立以来数多く携わっておられます。
「近年ロードレーサーの進化で機材の性能は大きく向上しましたが、昔に比べ整備不良でレースに挑む方が増えている様に感じます。大会前には必ず販売店で変速、洗車、注油をし、整備して頂くといいですね。あと空気圧等も推奨の一番高い値で入れて来るケースも多いので、体重や天候によって微調整すると走りの質が大きく変わると思いますよ」と思いやり溢れるアドバイスをいただきました。